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舞台プルートゥ感想


先日プルートゥ見てきました〜!
いや〜!面白かった!

しかしパンフ買ったのにパンフが手元にない!
しかたないから原作(手塚の方)を読み返そうと思っても本棚にない!むしろ買ってたっけ!?

とやや危うい感じですが
まぁいつもの感じでゆるゆるっと感想…というより
思ったことを連ねていきたいと思います。

一応たたんでおきますので
ご興味のある方はどうぞ〜!



こういうのを書くときの毎度の事なんですが、
下手に文章にまとめようとすると書き漏らしたり途中でへたることが多いので
今回はメモ形式で失礼致します。
多分こっちの方が読みやすいと…思うので。
あと、検索避けの為役者さんのお名前の間に / いれてます。





・役者さんたちについて

永/作/博/美すごいかわいい!!
舞浜で若さの泉を見つけたとしか思えない可愛さでした。
あんなにポニーテールとオーバーオールが似合う44歳私は知らない……!!!
立ち姿が完全にティーンエイジャーだもんね…
どういうふうに呼吸してれば、ああなれるのか…?


柄/本/明さんのブラウは言い知れぬ恐怖というか…畏怖というか。
見ているときはそこまで感じなかったのですが
舞台を思い出しながら書いている今
漫画よりも怖いと思えたのはコレがはじめてかもしれないと思います。
手塚に全く関係ない余談ですが、
日曜ドラマの「とんび」に柄/本さんが和尚役として出演されていましたが
毎週毎週和尚に泣かされてました。笑
それ以来大好きな俳優さんだったので、今回生で見れて本当に良かった〜v


ゲジヒト役の寺/脇さんも嫌いな役者さんじゃないんですけど
なんていうか…ドイツ感が足りないというか…
これは日本人である寺/脇さんにもとめても、どうしようもない事と思うんですが、
圧倒的に寺/脇ゲジヒトに足りないものはドイツ感だと思いました。
ドイツ感ってなんだよ…って思われると思いますが、
なんか……なんかね………………ドイツ感が……足りなかったんですよ…(´・ω・`)




Dr.ルーズベルト(クマのぬいぐるみ)のテンションがやっっったら高い件について。
いやぁ、もうほんっとびっくりで。
なんていうのかなぁ…思ってたよりすごくキャピキャピしてたんですよ。
あのキャピッてる感じを文字だけで表現するのは中々難しいんですが、
Dr.ルーズベルトの劇中の台詞でいくと、
 
だいたいこんな感じ。語尾の★は確実についていたと思います。
台本に★があったんじゃないかって思うくらい、
始終高いテンションだったDr.ルーズベルト…
でもその割に最期は椿の花が落ちるようにくびがポトッと落ちてて
ちょっとおもしろかったです。
しかも落ちた首の向きをパフォーマーの方が丁寧に直しててそれも面白かった。
幕が閉じた後もルーズベルトの首が観客席を見つめててまた面白かったです。
・・・・
もしかして彼はギャグ担当だったのかしら…?




森/山/未/來については…んもーカッコ良かったですよ…。
ダンスがほんっとうにカッコ良かった…!
プルートゥとのアクションシーンは、アクションというよりも
ダンス…なのかパフォーマンスって感じだったかな?
中二階の端の席からの鑑賞だったせいもあってか、私は迫力はそんなに感じなかったけど
席によっては結構迫力あったんじゃないかな…!と思います。

あとはも〜〜〜腹筋、背中の美しさよね…
こんなショタショタな役でショタァー!な衣装来て
髪型も寝ぐせのような角をピンピン立てといて
惜しげも無く腹筋背筋チラチラ見せられたらさー
なんかムラムラするじゃんね!どういうことなの!?///




・舞台装置 演出について

まず映像と組み合わせた舞台美術については
本当に言うことない…カッコ良かったです。
びっくりするくらい浦沢絵を舞台の上に持ってきていて、
浦沢ゲジヒトが映し出されているしたに寺/脇ゲジヒトが立ってる。
みたいなことが何度かあったんですが、あまり違和感を感じなかったのはどうしてだろう…?

あと、舞台の大道具が基本的に矩形で構成された
多分漫画のコマ割りをイメージした造作になっていて
かなりおしゃれな感じで好きでしたv

シーンによって大道具がババーンと登場したり、
人の大きさくらいの様々な形のコマ(?)をパフォーマーさんたちが組み合わせて
そのシーンを構成したりしていたんですが
バミテの量が半端なかった。。
バミテっていうのは、演劇とかで舞台上の立ち位置とかを指定するテープのことで
蓄光テープでバミられてることが多いから
席によっては舞台が暗転するとバミテがぼんやり光るのが見える事があるんですが、
なんていうか…星…だったかな。。文字通り無数にバミられてて
なぜ間違えないのが逆に不思議でしょうがないんですが…笑
計算され尽くした舞台の構成にただただ脱帽しました。



あと、今回の演出で目を引いたのは、
ロボッたちを操作するパフォーマーですね。
(パンフには別の言葉でかかれていたかもしれませんが
肝心のパンフが手元にないので…ここではパフォーマーと書きます;)
同じロボットでも、劇中役者さん演じるロボット(ゲジヒトやアトム、ウランとか)と
パペットを使うロボットの二種類登場しましたが
そのどちらにもパフォーマーがついて、動きを操作、操作する動きをしていたのがとても興味ぶかかったです。
もちろん役者さんに付く場合ば全部通してではなくて、部分的にでしたが!

確かパンフにあった永/作さんのインタビューに「役柄によってパフォーマーの動きも違ってくる」的なことが描かれていたと思うんですが
おそらくロボットの性能をパフォーマーの方々が表現しているように思えました。

一番顕著に感じられたのは、ウランが御茶ノ水博士に詰問するシーンで、
基本的に1人のロボットに3人のパフォーマーがついて
役者さんにあわせてロボットを操作するような動きをしているんですが
このシーンではウランが御茶ノ水博士に問いかけると同時に
ウランが博士から必死に何かを読み取ろうとしているかのように
パフォーマーが一人、博士の肩から上にしきりに手を翳している動きをしているのがとても印象に残っています。

プルートゥのウランには感情を読み取る機能がある、という設定でしたが
このパフォーマーの動きはまさにそれを表しているのかなぁ…と。

そういう御託は抜きに絵的にとても面白かったから
よく覚えているっていうのもありますがね。笑


それにしても、このパフォーマーさんたち存在っていうのが本当に面白くって、
アトムやゲジヒトがいくら人間そっくりでも彼等は人が作ったロボットで
ロボットが生きているように動いていても
それは彼らが誕生する前に開発者たちのプログラミングによるものなんですよね。
例えば腕を振り上げる動作にしても、
右肩を100度ほと回転させ、それに合わせて肘を若干ひねり、指の先は…と
かなりマニアックに思えるかもしれませんが
一つ一つに人間の手仕事が入っているんですよね。
その一つ一つによってアトムやゲジヒト、ウランというロボットの人格までを形成しているのかな…。

このパフォーマーさんたちがあることで
ロボットたちがよりリアルなロボットに感じられたように思えて
面白い演出だなぁ…とただただ関心しました。





とりあえず、現段階で語れるのはこんなものかなぁ。

本当に面白い舞台でした。
ぶっちゃけ話の筋の方は特に後半にかなり詰め込んでいたので
原作読んでない人は多分あんまり理解できなかったんじゃないかな…?と思います。
原作読んだ私もよくわからなかった。

けど演出がとにかく面白かったです。
それだけでも見る価値はあると思います。


そして舞台鑑賞後、Tezuka観なかったことを大後悔しました。
DVD化しないのかなぁぁぁぁぁああ!!!
でも絶対生で見たほうがいいというのはわかっているんだぁぁ…。
さ、再演しないかなぁ…(´oωo`)

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