2011/07/14 Category : 長文系 キリキリ舞い キリコだけに…あ、いや、ごめんなさいですorz先程からキリコ先生の生い立ちに思いを馳せてしまって居ても立ってもいられず…!つかちょっとキリコさんについて、いつものようにダラっと書きたいと思いますキリコについてと言いましても、妄想がたりではなく、どっちかてっと、キャラクター考察の方が近いかな…考察って言うよりかは思ったことだけを書いた長文のメモみたいになりました;大した結論は出せてません。また、キリコ考察なので安楽死やら肩がこるようなことについてだらだらだらだらだらだらだだだらんらん!と書いております。そういうの苦手な方、そもそもぽぽぎりの長文っていつもイミフなのよねという方は、見ないことをオススメします。いつものとおり自己完結な上、言葉足らず、長文の割にたいしたこと書いてないですああ、われながらすごく卑屈だ…笑でも事実だから仕方ないですよね。笑それでもいいぜ!という奇特な方はつづきからどうぞ。 先日地元の図書館で「手塚治虫の ぼくのマンガ道」という自伝?エッセイ?をかりたってことは前にも書きましたよね。BJは大河だー!!ってダラっと書いたあの辺りもこの本を読んで思ったことです。で、その本の中に少し興味深い文章がありまして。今手元に本がないので、原文を載せることができないのですが、手塚さんが医学生だった頃、やはり臨終実習などあったみたいで、そこで患者さんを看取ることも少なくなかったそうです。その時のことで「ガンなどで苦しんで、そのまま亡くなってしまう患者さんというのは 死ぬまぎわまで、苦悶の表情を浮かべているんですが 事切れた瞬間、本当に安らかな顔になったんです よく時代劇などでバッサリ切られた悪役がすごい顔して死んでたりしますが あれは嘘なんです。 体中の力が抜けてしまって、本当に安らかな顔になるんですよ」的なことを書かれていまして(あくまで思い出しながら書いているので、細かいトコが結構違うと思いますが言いたいことはおんなじことだと…思います)コレを読んだ時に「ああ、手塚先生のこの体験からキリコさんは生まれたんだなぁ」とひとりで納得しました。キリコさんが患者さんを安楽死させるのは、患者さんを苦しみから救ってあげる彼なりの医療行為なわけで…。軍医時代に色々あったんでしょうが、死なせてあげた戦友の安らかな死に顔をみて、そう、気づいたのかな…とか思ったり…つーか今、安楽死という言葉を調べてみたのですが、安楽死の類語の中に尊厳死というものがありまして安楽死:回復の見込みがなく、苦痛の激しい病人を、本人の以来または承諾のもとに 人為的に死なせることに対して尊厳死:人間としての尊厳を保ったままで命をまっとうすること。 回復の見込みのない状態や苦痛のひどい状態の際に 生命維持装置を無制限に使わないなどの対応がなさえるということらしく、たしかに彼のやっていることは安楽死なんですが私的に尊厳死という言葉を使うほうがしっくり来るような…人間の尊厳とか、ぶっちゃけ私にはよくわかんないんですが「人生という名のSL」で、超高齢の老人を今から安楽死させてやるぜ!と言ったキリコさんのことを思い出して頂ければなんとなくニュアンスはつたわりますかな…?「こんなんなってもコイツは人間か?」じゃないですが、生きている意味はあるのかとBJに問いかける台詞がね・・。(抜粋しようとしましたけど、ちょいとさがす元気が無いので各自でぼんやりと思いだしてくださいw)そこからキリコさんがやっていることは安楽死という手段で、尊厳死させる…みたいな?発達しすぎた医療で人の命を飴細工のように細く長く伸ばすのではなく、その人に見合った寿命で終わらせてあげるのが、キリコさんの与える尊厳死なんじゃないかしら…手塚さんの座右の銘というか、人の一生への考えとして、「どれだけ悔いのない人生を送るか」「生きている間に、何が出来るか」と、生き様重視な考え方がある方だったようで(BJを始め、火の鳥とか読んでてもその燐片はチラホラと見受けられますね。)治る見込みが無いのに、何本ものチューブや電子機器につながれて延命処置を施され、自由のきかない余生を送るのは、冷た言い方をしてしまえば、「生きている意味ああるのか?」「人間としての尊厳は?」という問につながると思います。(コレが全て、ということもないですが。)Dr.キリコというキャラクターの中には、こういったメッセージが含まれていたのかなぁと、ポワワんと思ったのですよ。そして、始めて「二人の黒い医者で」キリコさんを見たとき「あ〜悪役う★」と思った私ですが(ヒャーハッハッハって笑いながら去るとかね)キリコさんは人が苦しんでいるのを見ているのが辛い、優しすぎるお医者なのではとか(本人はそんな事無いぜよと振舞っておりますが)色々とたぎっております…!あ、あと、追記がてらなんですがキリコさんと安楽死についてガーっと書きましたが、「おれも医者の端くれさ、患者が助かることに越したことはないよ」とも言っていたキリコさん。キリコさん初登場の回「恐怖菌」の最後のほうで強制送還されるBJに「後は俺にまかせろ」というキリコさん治る見込みのできた患者を置いてさることに抵抗するBJを見て、「オメーの出番は終わったんだよwwこれからは安楽死のターンでございます!^^」という嫌味を含ませたような台詞だと今まで思ってたんですが、昨日読み返したときはなーんかね。そのままの意味の「(おまえの意思はひきついだぜ★)あとはおれに任せろ」という風に捉えることも出来るなぁと気づいたんですよね。コレは読み手の判断というか、感じ方によって差が出てくると思いますが、「恐怖菌」の回でも「患者が助かることに越したことは無い」発言をしていらっしゃるんですよね。この話が、権力によって簡単にもみ消されてしまう様な命(患者)を描いた話だったのでそんな人間の尊厳を犯すような事は、キリコさんのポリシーが許さず、患者を逃がしたのはじつはキリコさんだったりして〜とかそんな妄想が。ムフっとね。なんかすごく書きましたね・・!キリコさんについてはまだ色々と考える余地があるのでまたなんか書くかもしれません。今回書いたのも私の独りよがりな見解ですので、「ここはちげーぜ!」などありましたら一言くれると嬉しいです。つーかいろんな人のキリコ見解ききたい。笑まぁキリコに限らず、BJ先生とかピノコとか、他作品とか、いろんな人の見解を聴きたいキャラはまだまだいるけどね…!あ、勿論ロッたんもね!笑それでわ、ながながとお付き合いいただきありがとうございました! PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword