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納得

ちょいとメモがてら

図書館から借りてきた「手塚治虫のぼくのまんが道」に

ぼくとしてはシチュエイションドラマ(主人公そのものが劇的境遇にあるドラマ)というのがへたなんです。
(中略)
シチュエイションを先につくると、シチュエイションそのものにおぼれてしまう。
ということは、本質的に人物の性格とか、あるいは人間性を描写するよりは、
その人物はあくまで狂言回しであって、
その上にもっと大河的な宿命とか、あるいは時代相みたいなものを、
ずーっと繰り広げていくという描き方のほうが好きなんです。


ということが書かれていました。

ほほう。なるほどのう。
なんとなく分かっていたような気もするけど
改めてご本人にそう言って(?)もらえると、そうなんですな!なるほどなるほど!と

火の鳥、ブッダ、アドルフ、etcとかそこら辺の長編系は大河と言われて
うなずけますよね。

BJ は、大河的〜って言うかはシチュエイションドラマかな?
とも思ったんだけど、
やっぱりコレも大河な気がするんだよな〜
なんだろうな。

手塚は「心理描写ができない」とか批評されたこともあるみたいですが、
手塚さんが描きたかったのって、心理描写じゃなくて人の流れだったんでしょ?
BJなんかも、そのほとんどが短編の読み切りで
短編だけど大河なんじゃないのかしら。
大河のハイライトだけ抽出したようなさ

BJに出て来る人達は、点なではないよね。
あのシーンに辿りつくまでに、長い線を生きて、そのまま死ぬ人もいるけど
またその線を歩いていくんだよね。

はふーん感★動

は〜。全く。自分の手塚信者っぷりには自分でもどん引きですヨ。

こんなことに想いを馳せる前にやることやれって感じですよね。
ウヒィすいません。石投げんといて!

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